真夜中のナースコール
ネタもないので、晩夏の怪談でも書いてみます。
私自身も「あれ何やったんやろなー」という「???」な経験はあるんですけどね。
まずは無難な「定番ネタ」からまいりましょー!
実は私、4年前は大阪にある某看護専門学校の学生でした。
大人になってから自費で勉強するのってとっても楽しくて
難しい専門分野も好奇心でカバーして毎日頑張ってました。
でもちょっといろいろあって心身を壊してしまい
入学して2か月ほどで休学→その後体調などを考慮して退学したのが残念といえば残念です。
同期は国家試験も合格し、今年から新人ナースとして頑張ってます。
(保健師も取得できる学校だったので4年制でした)
そんな短期間しかいなかった看護学校ですが
ある授業の初回で先生が自己紹介がわりに話してくれた「病院の怪談」を少し。
某市立病院の小児病棟勤務だった先生(保健学)の体験談。
小児病棟には「プレイルーム」という子どもたちの遊び場(部屋)があります。
もちろん何らかの病気で入院生活をよぎなくされている子どもたちですから
「プレイルーム」で遊んでいても容態が急変することもあります。
そのために「プレイルーム」にはナースコールがあります。
「プレイルーム」の利用時間は夕方までだそうです。
何かあったときのためにナースも一緒に付き添って遊びます。
時間がきたら散らかった部屋を片付けて誰もいないのを確認して施錠します。
夜は誰もいません。当たり前ですね。
深夜、夜勤でナースステーションにいると…
誰もいないはずの「プレイルーム」からナースコールが入ることもあったそうです。
一応、見に行くそうですがもちろん誰もいません。
まあ、「プレイルーム」に限らず
誰もいないベッド(部屋)から真夜中にナースコールが入るなんてのはしょっちゅうだったそうで。
最初は夜勤の夜間巡回で懐中電灯片手に病棟を巡回していて
自分の影にびっくりしたりしていた先生だそうですが
勤務も長くなってくるとそんなもん「慣れ」でなくなるんですって。
夜勤のときにはみんなで「鍋パーティー」や「焼きそば」つくったりとかね。
(「毎回やってたわけじゃないよ!!」って否定してましたが)
先生はにっこり笑顔で、
「慣れたら大丈夫だからね(#^.^#)」
場数踏めば怖いものなし。
「慣れ」というものはそんなものかもしれません。
(ある意味「慣れる」って怖いよね)
現役ナースにきいても「誰もいない部屋からコールが入るのはよくあること」。
まあそんなもんだと思えばそんなもんなのでしょう。
私が看護師になっていたら新たな怪談として
「深夜の小児病棟のプレイルームから鞭の音と
成人男性たちの
なんてことが加わったかもしれません(笑)
それ何のプレイですか。というか「プレイルーム」にそんな需要があr(以下略)
でもね。
一番のホラーはね。
この女王さまが
一度でもナースを目指してた
ってことかもしれない(爆
校内の演習(看護実習)でナース服着てたし~。
(ワンピースもあったけどパンツタイプのを着てました)
実習室で大量のロウソク(戴帽式用)を見つけて妄想スイッチ入りかけたし~。
私、ナースになら(れ)なくてよかったのかもしれません。